ターボTCM復号器の動作レベルによるハードウェア設計を行い,パイプライン処理適用時の,動作レベルによる復号器とRTL(Resister Transfer Level)による復号器の,回路規模,復号時間の比較を行う.動作レベル設計時は,RTL設計時とは違い,パイプライン処理回路の自動合成が可能であり,同じソースコードを用いて複数の条件を試すことが可能である.結果として,動作レベル設計による復号器は,RTL設計による復号器に比べ,回路規模を2割程度小さくすることができ,復号時間もRTL設計による復号器の1.2倍と,RTL設計時と比べても大きな劣化は無かった.
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