減速エネルギ回生システム“i-ELOOP”の開発

摘要

マツダは，技術開発の長期ビジョンである「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言」に基づき，「ビルデングブロック戦略」を推進している（Fig.1）。新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY（スカイアクティブ テクノロジー）」で，クルマの基本性能となるパワートレインの効率向上や車両の軽量化などのベース術を徹底的に向上し，段階的に電気デバイス技術を組み合わせて，CO2の総排出量を削減していく。STEP2となるクルマの減速時に発生するエネルギを電気として回収し，クルマが必要とする電気エネルギとて再利用する新たな減速エネルギ回生システム「“i-ELOOP”」（Intelligent Energy LOOP）を開発し。今回その「ビルディングブロック戦略」のSTEP2となる減速回生技術「“i-ELOOP”」について技術紹する。