顧客ナレッジの具現化: モノづくり現場のイノベーション

摘要

売れるモノづくりを課題とする新時代のエンジニアヘ、熱いメッセージを送る本連載。 2回目のテーマは、顧客情報－顧客ナレッジをどのように現場で活かしていくかである。顧客志向という言葉が表舞台に登場してから、何年が経つだろう。 CS活動はすでに目新しくもないが、それは本当に顧客のための活動になっているのだろうか。とくに生産現場にとって、また技術を主に見つめてきたエンジニアにとって、顧客は近い存在であろうか。 といって、いわゆるマーケテイング担当者は顧客をよく知り、売れるモノを提案できるのだろうか。TVでも報道されたある成功事例から、ヒントの1つが見えてくる。