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ラット網膜ニューロンにおける電位駆動型Na~+電流のslow-inactivationと活動電位発火

机译:ラット網膜ニューロンにおける電位駆動型Na~+電流のslow-inactivationと活動電位発火

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摘要

脊椎動物網膜の出力段に位置する神経節細胞は,神経回路の演算結果を電気的スパイク列に符号化しその情報を脳へと伝達する.近年,このスパイク発生を担う電位駆動型Na~+チャネルが,数msecから数百msecの範囲の時定数をもって不活性化を起こし,スパイク列の順応的出力に寄与することが示された.但し現在までに,秒を超える時間尺度の不活性化について生理学実験による解析が成された報告例は無い.そこで本研究では,ラット網膜より機械的に急性単離した神経節細胞を試料とし,穿孔パッチホールセル記録法を用いた膜電位固定実験よって,電位駆動型Na~+電流における緩徐な不活性化(slow-inactivation)の状態遷移過程を解析した.その結果,数秒の時定数をもつ不活性化状態への進行とそこからの回復の遷移過程が存在することが示された.また電流由定下の膜電位計測の結果から,不活性化状態遷移によるNa~+電流の増減が,活動電位の発火閾値に影響を与えることが示された·複数の時間尺度をもつNa~+チャネルの不活性化は,網膜神経節細胞における履歴依存的スパイク発生に寄与すると考えられる.

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