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日本語構造的暖昧文における解釈選好性-主語·目的語関係節とかき混ぜ文-

机译:日本語構造的暖昧文における解釈選好性-主語·目的語関係節とかき混ぜ文-

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摘要

構造的曖昧文解釈運好性について,先行研究では主に主語関係節構造を用いて検討が行われており,文構造にもよるが一般的には高位接続解釈が選好されることが示されている.しかしながら,関係節はその種類によって処理負荷が異なることが指摘されているが,このような処理負荷の差が解釈選好性に与える影響については検討されていない?そこで本研究では,従来用いられていなかった目的語関係節構造を用いて解釈選好性の検討を行った。 実験 1 の結果,主語関係節と比べ,目的語関係節では低位接続解釈が選好されることが示唆された.しかし,実験 1 の刺激文には語順の違いなどが存在していたため,実験2ではこのような要因を統制し,関係節が解釈選好性に及ぼす影響について再検討した. その結果,関係節タイプにより解釈選好性に差は見られなかった,従って,関係節タイプは解釈選好性に影響を与えないが,正語順の文(canonical sentence)よりもかき混ぜ文(scrambled sentence)の場合に,高位接続解釈が増加することが明らかになった.この結果は,正語順の文を用いた先行研究(Kamide Mitchell, 1997)で高位接続解釈が選好されるという結果と対照をなす.これらの知見やかき混ぜ文の文処理モデル(村岡ら,2004)を考慮すると,再解析が解釈選好性に大きな影響を与える可能性が考えられる.再解析が生じた場合には既に処理した文構造を破棄し,新たな構造を作る必要がある.このように以前に処理した構造を再検討する機会が与えられると,例えばPredicate Proximity (Gibson et al., 1996)といった処理原則が考慮され,低位接続解釈から高位接続解釈へと解釈が変化する余地が出てくるものと考えられる.

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