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紀伊半島南部の生い立ちと日本列島

机译:紀伊半島南部の生い立ちと日本列島

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摘要

紀伊半島の南部は地質学的には四万十累帯と呼ばれる地質区に属する.1960年代までは,ここには「時代未詳の中生界」が分布するとされ,日本の地質区における空白域であった.その後四万十累常に関する研究は急速に進展し,現在では「陸上で見られる,世界で最も典型的な付加体」として世界的に注目されるような地質区になっている.このような研究進展の背景には,1960年代までの「地向斜造山論」から1970年代以後の「プレートテクトニクス」への地球科学におけるパラダイムの転換と,四万十累帯における密度の高い精微なフィールドワークの長年の蓄積がある.プレートテクトニクスに基づいて,四万十累帯がプレート沈み込み地域に特徴的な付加体で主として構成されることが判明し,付加体概念が他の秩父帯や丹波美濃帯にも適用されることが明らかになり,四万十累帯の研究成果は日本列島形成論にも大きく貢献することになった.著者は1959年以来,紀伊半島の四万十累帯を対象に,他の研究者たちと紀州四万十帯団体研究グループを組織して,四万十累帯の構造発達史の解明に努力してきた.ここのその概要を報告する.

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