鉄道総研とマサチューセッツ工科大学(MIT;Massachusetts Institute of Technology)は,超電導応用に関する共同研究を進めています。 鉄道総研で開発した高磁場を発生できる高温超電導磁石は,これまでフライホイール用磁気軸受や磁気分離装置等の開発に活用されています。 一方,MITでは,超電導磁場を応用した分析器の研究が進められ,核磁気共鳴(NMR;Nuclear Magnetic Resonance)の開発では,高い技術力を有しています。 現在,鉄道総研とMITは,超電導技術と磁場応用といった双方の研究開発力を活かし,樹脂含浸バルク超電導体を使った小型で汎用性のあるNMRの開発を進めています。
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