「経常利益率1％の達成が08年度の目標」

摘要

急逝した野田正樹前社長の後を受け昨年4月、新社長に就任したのが王子製紙出身の渡克己氏。 メーカーから代理店へと180度の転身だが、王子時代から定評のあった人望と人心掌握力を梃子に、わずか1年ですっかり社長業に馴染み、新生#12539;旭洋紙パルプの“顔”として内外とも多忙な日々を送っている。 就任早々、全員参加型の対話によって5カ年の中長期経営計画を策定し、2008年度の目標として「売上高1,200億円、経常利益率1％」を掲げた。売上高はともかく、利益率1％の達成は他代理店の現状を眺める限りそう簡単に達成できる目標ではない。旭洋らしさを生かしつつ全社一丸となった組織として、いかに目標を達成していくのか、渡社長に聞いた。