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ATMにおける二つのしきい値を動的制御する選択セル廃棄制御方式に関する研究

机译:ATMにおける二つのしきい値を動的制御する選択セル廃棄制御方式に関する研究

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摘要

ATM網上でUBR(Unspecified Bit Rate)サービスを用いた場合,ふくそう時にセルが廃棄され不完全パケットが発生し網リソースをむだに消費する.この解決法として,入力バッファにしきい値を設定し,ふくそう時にセルをパヶット単位で廃棄するEPD(Early Packet Discard)制御が提案されている.しかし,EPD制御ではAAL5におけるEOP(End OF Packet)セルが廃棄される可能性がある.そのとき,連続する二つのパケットが無効になる.そこで,EOPセル廃棄を防止する方式TT-EPD(Two Thresholds-EPD)が提案されている.この方式は,二つのしきい値(TH1,TH2)を設定し,固定したTH1はEPD制御と同様の働きをする.TH2は動的制御しEOPセルの入力領域をバッファに確保する.この方式は,TH1-TH2間バッファ量が減少し受付けを許可されたパケットを構成するセルがTH2により廃棄される受付ミスパケットが多くなる.本論文では,受付ミスパケット数を低下させるためにTH1-TH2間バッファ量を一定に保つ方式を提案し,シミュレーションによる評価を行い提案方式の有効性を示した.

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