送受信アレイアンテナを遠隔場特性(far-field)で含むマルチパス伝搬モデルに適合するMIMO-OFDM方式として、(i)OFDMのサブキャリヤを情報シンボルで直接変調するStraight OFDM(S-OFDM)、(ii)M系列から導かれた直交符号を多重化符号としてシンボル列変換を行ってサブキャリヤを変調するMC-CDM、(iii)M系列から導かれた準直交符号とDFTを組み合わせた多重化符号を用いるMC-CDM、の3つの変調方式を検討した。CSI(Channel State Information)が正しく知られているとして、OFDMシンボル区間ごとに、パスの時間·空間特性に同時に適応する最適な復調方式を求め、その復調雑音の分散共分散特性、QPSKのBER(Bit Error Rate)特性、PAPR(Peak-to-Average Power Ratio)、符号化変調実装の難易を比較した
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