(財)次世代金属·複合材料研究開発協会は,通商産業省工業技術院(現経済産業省)の次世代産業基盤技術研究開発制度の創設に伴い,金属·複合材料の研究開発を推進すべき機関として,昭和56年8月13日に設立された。 以来,通商産業省工業技術院の研究開発制度による研究開発委託事業を中心に先端的な金属や複合材料の研究開発を推進してきている。 当協会の略称は,海外会員も増え,海外との交流も盛んになりつつあるので,英文名称RD Institute of Metals and Composites for Future Industriesの略称RIMCOF(リムコフ)を用いている。 ここでは,RIMCOFにおける現行のプロジェクトを中心に紹介する。 現在,炭素繊維複合材関連では「知的材料·構造システム」及び「輸送用先進複合材料」の研究開発が,いずれも平成10年度から14年度までの5ヵ年計画で進められているので,背景·体制も含め概説する。
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