【24h】

複文の解剖学

机译:複文の解剖学

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摘要

日本語のタメニという接続表現は「原因」を表わすためにも「目的」を表わすためにも使われる.一方で,タメニハの形で「帰結-条件」を表わす.類比的な思考の枠に従えば,前者の「原因」は「条件」に,後者の「目的」は「帰結」に等しいように思われる.時間的な前後関係の枠組みに従えば,原因や条件は先に来るべき事態であり,目的や帰結はその後に招来されるはずの事態だということになるからである.「原因」と「目的」が時間軸上で相反するだけでなく,この二つを表わす命題がタメニの前に置かれるのに対し,「条件」を表わす命題はタメニハの後に現れ,語順の面でも対照的である.こうして二つ以上の事態(命題あるいは文型)を含む複文は,倒置の概念のうえに,さまざまな表現上の変異を産み出す.複文現象の解明を例に,動詞,形容詞,助動詞の持つ文型情報の重要性を論じるのが,今回の発表の目的である.

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