カンボジア和平に大きく貢献した日本政府は,その後崩壊の危機に瀕しているアンコール遺跡救済の国際協力に関するユネスコの要請に応じ,1992年より事前調査活動を,続いて1994年に早稲田大学理工学部建築学科#12539;中川武教授を団長とする日本政府アンコール遺跡救済チーム(JSA:Japanese Government Team for Safeguarding Angkor Monuments)を発足させた。 JSAは,アンコールトム内のバイヨン北経蔵やアンコールワットの外周壁内北経蔵などの修復後,アンコールトムのバイヨン修復マスタープラン作成および王宮前広場整備にとりかかり,2004年に最終年度を迎えようとしている。
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