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日高山脈北部のエサオマントッ夕べツ川流域の戴盆望天積物中から発見された木材遺体の樹種と~(14)C年代

机译:日高山脈北部のエサオマントッ夕べツ川流域の戴盆望天積物中から発見された木材遺体の樹種と~(14)C年代

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摘要

日高山脈北部のエサオマントッ夕べツ川において,御冬氷期後期の氷河最拡大を示すタールモレーン付近の支沢の堆積物中に,木材週休が埋没しているのを発見した.哩木片は,マツ属単維管東亜属の1種(Pinussubgen.LbPloxylonsp.)であると同定され,~(14)C年代測定の結乳12.3calkaが得られた.この年代は,晩氷期の山一時的な寒冷期(新ドリアス期)に相当し,北海道がl三野部においてグイマツとハイマツが高率に出現する剣淵亜氷期に相当する.哩木片を採取した堆積物は,氷河底テイルの可能性が考えられるダイアクトンを覆って押出し状に堆積しており,斜面崩壊堆積物に取り込まれながら,採取地点まで流下したものであると考えられる.本資料の樹種同定結果と年代値は,晩氷期~後氷期の温境化傾向にある時期の一時的な寒冷糊における山地植生や山地斜面の発達史を考える上で,有用な資料となることが期待される.

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