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錫めっき微摺動摩耗痕内の接触抵抗分布測定

机译:錫めっき微摺動摩耗痕内の接触抵抗分布測定

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摘要

自動車用コネクタにおける錫めっき接点では、振動や冷熱サイクルによる微摺動現象により接触抵抗の上昇が観察される。微摺動摩耗の起こった接点では、中心部と外周部分で酸化物の堆積状態が違うという研究報告がなされているが、実際の接触抵抗への影響について詳しく調査した例はない。そこで、本研究では、酸化物の堆積状態と接触抵抗の関係を明らかにするため、摩耗痕内の接触抵抗分布測定条件を確立し、測定を実施した。その結果、酸化摩耗粉が堆積し、元素分析により酸素濃度が高い領域では接触抵抗が高い傾向が得られ、また、接触抵抗分布の結果から静電場解析によって求めた接点の接触抵抗値は実験値とほぼ同一の傾向となった。

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