接点材料の最小アーク電流に関する一考察

摘要

DC14V、0.1～1.5Aの訪遵性負荷回路および抵抗性負荷回路にて、Ag、Pd、Cu接点の開離動作を行い、開離アーク放電の発生率およびアーク継続時間を測定した。 その結果、いずれの負荷条件においても、負荷電流値が各接点材料について従来から買われている「最小アーク電流軌近傍になると、アーク発生率がほぼ100％となることが確認できた。 すなわち、従来から言われている「最小アーク電流値」とは、開離アーク発生の下限電流レベルというより、関都アーク発生率がほぼ100％になる電流レベルと解釈すべきであると言える。 一方、平均アーク継続時間（対数表示）を郎帽流備に対してプロットした特性においては、従来から言われている「最小アーク電流胤の近傍で傾きに変化が現れる傾向が認められた。