透明電極 - バス電極分離型PDPによる発光効率向上と新階調方式の提案

摘要

PDPの可視光利用効率りvisibleが低い原因の一っとして，バス電極による光の遮へいが挙げられる?バス電極は?電気的に必要だが，光学的には必要ない?本論文では，はじめに，従来の電極構造におけるバス電極の配置による遮へいの影響を調査する?その結果，従来構造では，澱連な配置においても，バス電極により27％の光が損失することを示す?次に，りvisible向上を目的として，透明電極とバス電極を構造的に分離し，ス電極上で放電させない「透明電極－バス電極分離型PDP（TB分離型PDP）」を提案する．測定の結果，従来と比較して，発光効率が22％向上することを示す?また，TB分離型PDPの他の応用例として，マルチレベルセルによる新しい階調方式の提案を行い，維持放電時間の短縮効果を示す．