変化する時代に生きる実務家のためのものの見方·考え方のヒント 第17回 知的労働生産性を構成する要因とは （その2）

摘要

先月号では、知的労働生産性を構成する要素（図表－1）として3要因をあ状その中の一つである「業務処理方法による生産性向上」について紹介しました。今月号では残りの要因とその内容について紹介してみましょう。二つめの要因は、業務の処理能率（Performance）の面からの生産性向上でづもこの要因は、簡単に言えば業務の遂行能率を表しますも決められた業務処理方法を、いかに、どのような状況下で遂行したかという生産性の側面を示しまづもIT技術を駆使してより良い業務処理方法をつくり上げたとしても、設定したとおりの状態で遂行されているかどうかは、実際に測定してみなければわかりません。より良いサービスを、効率良くスピーディに提供することが、知的労働生産性を構成する業務処理能率の大きな役割です。