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フィンランドの電力事情と第5原子力発電所の建設

机译:フィンランドの電力事情と第5原子力発電所の建設

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摘要

フィンランド議会(一院制,定数:200)は5月24日,テオリスーデン·ボイマ·オイ社(TVO)が計画している第5原子力発電所の建設を107対92の賛成多数で原則決定した。 西欧で新規原子力発電所の建設が決定されたのはフランスのシボー2号機(2000年1月運転開始)以来,15年ぶり。 TVO社は年内にも炉型選定のための競争入札を行う計画で,順調に進めば2005年に着工2010年に運転開始する見通しである。 西欧では近年,ドイツやベルギーなどで原子力発電からの段階的撤退(フェーズアウト)の動きが相次いでおり,欧州最大の原子力発電国であるフランスも新規建設計画はなく,フィンランド以外で新規建設の可能性があるのは今のところイギリスのみ。 今回の議会決定は,わずか15 票という僅差(前回1993年には107対90で否決)だったが,アメリカのブッシュ新政権による原子力発電の再評価と合わせ,脱原子力の潮流を変えるきっかけになると期待されている。フィンランドが新規建設に踏み切った主な理由は,昨年5月にユーラホキ地点(オルキルオト原子力発電所に隣接)への高レベル放射性廃棄物(使用済燃料)の最終処分場建設が議会で承認されバックエンド問題の見通しが立ったことに加え,①エネルギーセキュリティー,②温室効果ガス排出量削減,③原子力発電の経済性-の3つである。 とくに同国では,2015年までに340万kWの新規電源が必要と見込まれており,新規原子力発電所の建設によるロシアからの輸入電力への依存度低下は,炭酸ガス排出量削減と並ぶ大きなインセンティブの1つとなっている。 フィンランドの新規原子力発電所の建設計画を紹介するとともに,今回の決定に至った背景を電力需給の現状と見通しから探る。

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