オゾンと紫外線照射による水道水の促進酸化法：汚濁物質の除去及び消毒副生成物の生成に及ぼす影響

摘要

近年、浄水処理に関してさまざまな処理（オゾン、過酸化水素、紫外線）を組み合わせることによって、殺虫剤や臭気物質のような、従来の処理では制御しがたい多くの汚染物質の除去を行う，促進酸化処理（AOP）に注目が集まっている。 ジエオスミンと2-MIBは水道水の異臭味の主たる物質であり、一方、メタクロールは広範囲にわたって使用されていて、自然水の中に残留していることによって関心が高まっている新たな殺虫剤である。