海外でのFRP製コンクリート補強材の紹介(Pultron Composites)

摘要

2018年10月30日，31日の両日，東京駅に近い三井住友銀行東館において，サウジアラビアのARAMCO 主催のワークショップが開催された。ARAMCOが石油製品だけでなく，複合材にも興味を持って進出するためのワークショップである。ワークショップ自体はクローズドで内容は公開できない。その中で世界的にFRP引抜成形部品を展開しているPultron Composites 社がオーストラリアから紹介に来ていた。Pultron Composites社から許可を得て，資料をいただき，企業紹介を作成することになった。Pultron Composites社自体は北米，欧州，アラブ諸国，アジア，オセアニアと広く展開する国際的企業である。ニュージーランドが主な拠点となり，ドバイやポートランドにも拠点がある。ここでは，そのPultron Composites社が展示していたFRPのコンクリート補強材（建築部材の鉄筋の代わりにガラスFRP を利用する補強材）を紹介する。