終末糖化産物(AGE)は非酵素的に糖化および酸ィ匕を受けた蛋白や脂質で,1992年,この受容体としてコロンビァ大学のAnn Marie Schmidtによって単離?同定,そして構造決定されたのがRAGE(receptor for AGE)である,RAGEは炎症性SlOO/cal.granulinsやHMGB1の受容体でもあり,RAGEが関与する病態は実に広範に及ぶ.RAGEの活性化に よって,RAGE遺伝子自体の発現が増加することから,炎症は遷延する.したがって, RAGEの活性化は糖尿病の合併症だけでなく ,糖尿病の発症原因としても重要である.
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