複数の人形状弱識別器を用いたオフィス環境における作業者位置検出

摘要

オフィスにおける作業種別やコミュニケーション行動等の自動分析は，オフィスの効率改善を可能にすると期待される．そのためには，机などによる遮蔽や自己遮蔽，着席や歩行などの姿勢変化に対応可能な人検出が求められる．そこで本研究では，天井に設置した複数Kinectの情報を床面からの高さ情報として再統合し，複数の人形状ナ弱識別器を組み合わせて認識する手法を提案する．これを24時間分のオフィスデータに適用したところ，95程度の精度が得られたので報告する．