Wireless 1394において符号化レート制御とコピーデータ送信を併用した動画像通信方式

摘要

本論文では，無線家庭内ネットワークのインタフェースであるWireless 1394のIsochronous転送において，伝送誤りによる動画像品質の劣化を低減させるために，チャネル状態が悪化した場合に動蘭画像符号化レートを下げて画像データ量を削減し，空いた帯域を用いてコピーデータをもとのデータの送佃後に一定の時間間隔を空けてから送信する動画像通信方式を根案する．提案方式では，コピーデータをもとのデータの送信後に時間を空けて送信することでバースト誤りに対応し，動画像品質を向上させる．計馴機シミュレーションによってPSNR（Peak Signal to Noise Ratio）称性を評価し，提案方式の有効性を示す．また．コピーデータを送僧する方式とReed－Solomon符号の冗長ビット数を増やして誤り訂．i仁能力を高めた方式のPSNfも岬牲を比幌し，家庭内のようにノードの移動速度が遅く，伝送誤りのバース1、艮が長い堺蟻においては，二つの一軒·アークを送間隔を空けて送信する方式のほうが有効であることを示す．更に視覚評価を示すことにより，コピーデータを送信することによって，実際に人間の日で見た場合の動酎象品質が向上することを示す．