公衆網に適したVoIP通信システムの構成法

摘要

近年のIP関連技術の遮断こ伴って．従来の電話網よりも安価で通信を提供できるVoIpが脚光を浴びており，IP綱内での通信における実用性は達成されつつある．しかしながら，公衆網へ導入する初期段l掛こおいては，VoIPと既存の電話が混在する形態であるので，VoIPの普及には既存綱との相互接続が重要になる.また，電話からVoIPへの移行の促進には，既存電話サービスを利用できることが望ましい．これらの相互接続や既存サービスはPSTN交換システムの資産であり，これを活用せずにVoIPシステムを新たに開発することは非効率である．そこで本論文では，PSTN交換ソフトウェアを拡張することで前記の各種機能とVoIP機能を実現するCallAgentシステムのアーキテクチャを提案する．