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電子レンジドアコーナー部からの電波漏洩とコーナー部用チョーク構造の最適設計に関する基礎検討

机译:電子レンジドアコーナー部からの電波漏洩とコーナー部用チョーク構造の最適設計に関する基礎検討

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摘要

本論文では,電子レンジからの電波漏洩抑制法として一般的に使用されているチョーク構造のうち,周辺部よりも比較的漏洩電波が多いとされるコーナー部におけるシールド効果について,FDTD法により検討を行った.すなわち,ドア周辺部に設けたFDTD法による電力観測面を幅5 mmの部分領域に分割し,それぞれの部分領域においてシールド効果を計算することによりシールド効果分布を算出した.この計算結果より,コーナー部においては26 dB程度と,周辺部の35 dB程度に比べシールド効果が低い傾向を示すことや,コーナー部の周期間隔(ピッチ)を調節することによりシールド効果を約36 dBまで改善できること等,コーナー部におけるチョーク構造の最適設計に関する指針を定量的に示すことができた.

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