放医研，IAEAのコラボレーティングセンターに認定―低線量放射線の生物学的影響研究を推進

摘要

放射線医学総合研究所がこのほど，低線量放射線の生物学的影響の研究分野で，国際原子力機関（IAEA，事務局長：モハメド#12539;エルバラダイ氏）のコラボレーティングセンター（IAEA Collaborating Center）として認定された。 唯一の被爆国である日本の放射線分野における研究機関が，IAEAの研究協力機関の1つとして認定されることは，国際的な放射線の平和利用を推進する観点から意義深く，国の研究機関として放射線と人間の健康にかかわる研究開発に取り組む国際的に重要な任務を担うことになる。