沖縄からみた改憲論

摘要

近年の改憲論は，「戦争をする国」づくりの総仕上げを目指すものである．また，「在日米軍再編」は，沖縄にとっても基地負担の軽減にはほど遠く，むしろ米軍基地の再編#12539;強化，そして日本全体の前線基地化にほかならない．それ故に，日本国憲法の平和主義は，世界最強の「連合軍」の暴走に対する最後の歯止めとして，その真価が問われている．