先月の洞爺湖サミットでは、2050年までに世界全体のCO_2排出量を少なくとも50の削減を達成する長期目標を、UNFCCC(国連気候変動枠組条約)の全ての締約国と共有し、採択することを求めることで合意した。このことを見るまでも無く、今や世界的に温室効果ガス排出抑制に向けて動き出している。7月16日に東京ミッドタウンホールで開催された「AMD Green IT 2008」では、「環境配慮のITで企業が変わる~ハードとソフトの融合で実現する真のグリーンIT」と題し、日米の関係省庁や東京都環境局、主催の日本AMD、東京電力による基調講演のほか、データセンタを中心としたITインフラベンダ、社団法人、学術機関によるグリーンITへの取り組みの紹介、調査報告などが行われた。ここでは、ネットアップ#12539;マーケテイング本部の伊藤氏による「企業と地球に貢献する緑な仮想化ストレージ~データセンタ効率化に向けたネットアップの戦略的取り組み~」と題したデータセンタにおける電力消費に関する講演をレポートする。
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