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43.偏った食生活により発症した壊血病

机译:43.偏った食生活により発症した壊血病

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摘要

【症例】66歳,女性。【主訴】両側大腿内側,右手背の紫斑?血腫。【現病歴】十数年前より山奥で独居であった。ADLは自立していたが精神発達遅滞があり,食事の準備も含め身の回りの世話は近所に住む姉が行っていた。X年4月に近医で点滴のため右手背に静脈路を確保されたが,抜針後,刺入部周囲が血腫となり改善しなかった。同年5月に特に受傷機転なく両側大腿内側に広範囲に紫斑が出現した。出血傾向の精査目的に当科紹介となり,精査加療目的で入院となった。【臨床経過】初診時,両側大腿内側,右手背に広範囲に紫斑を認め,顔面を含めた全身の皮膚は全体的に黒ずんでいた。広範な皮下出血所見から後天性血友病などの凝固異常症を疑ったが,凝固系スクリーニング検査では異常を認めず,また第VIII因子活性,第IX因子活性も低下は認めなかった。XIII因子による血友病も否定され,測定した範囲での異常値は認めなかった。無加療で経過を見ていたが,紫斑は自然に消退傾向となった。再度,生活歴を詳しく聴取したところ,食事は姉からの差し入れで,ご飯と煮物というような加熱された食事ばかりで,生野菜や果物をほとんど摂取していないとのことであった。入院時の検体にてビタミンCを測定したところ,測定感度以下であり,壊血病と診断された。入院中の食事によりビタミンCが補充され,出血傾向が改善したものと考えられた。入院中は点滴によるビタミンCの追加投与を行い,退院後はビタミンCのサプリメントを摂取するように指導した。

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