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1-5.抗EとRh系高頻度抗原に対する抗体を産生し たPartialEの1例

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摘要

【はじめに]Partial EはE抗原部分欠損を示す稀な血液型で,同種抗体として抗Eを産生することがある.今回我々は,抗EとRh系高頻度抗原に対する抗体を産生したPartial Eの1例を経験したので報告する.【症例】68歳女性,輸血歴なし,妊娠歴あり.慢性腎不全にて入院後,RBCを計10U輸血した.約1カ月後の不規則抗体スクリーニング検査で陽性となり,不規則抗体同定検査では,生理食塩液法陰性,間接抗グロブリン法および酵素法で自己対照を除くすべてのパネル赤血球に(w+)?(1+)の反応が認められた.高頻度抗原に対する抗体が疑われ,近畿ブロック血液センターへ精査を依頼した.【精査結果】患者赤血球と抗Eの反応は試薬により(0)?(4+)であり,Partial Eと判定された.患者血清とD-との反応は陰性であったが,患者赤血球とヒト由来の抗Rh17との反応は陽性であったため,抗Rh17は否定され,Rh系高頻度抗原に対する抗体と同定された.また,Rh系高頻度抗原に対する抗体を吸収後の血清に抗Eを認めた.輸血の際はD-を選択することとなり,これらの結果を担当医に報告し,不規則抗体カードを発行した.【まとめ】高頻度抗原に対する抗体の精査を契機にPar-tial Eと判明し,抗EとRh系高頻度抗原に対する抗体を産生した稀な症例を経験した.高頻度抗原に対する抗体は,同定のみならず適合血確保が困難となるため,血液センターや診療科との連携が重要である.

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