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食道胃接合部癌の疫学

机译:食道胃接合部癌の疫学

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摘要

ヘリコバクターピロリ感染率の低下に伴い,これまでわが国で罹患数が多かった胃癌が減少傾向にある.食道胃接合部の腺癌はヘリコバクターピロリ未感染であっても発生し,欧米では急速に増加,わが国でも増加 傾向にある.肥満および逆流性食道炎は下部食道から食道胃接合部の腺癌の危険因子である.わが国の2018年のがん統計データ(国立がん研究 センターがん情報サービス「最新がん統計」を参照 すると,罹患数が最も多いのは大腸癌,続いて胃癌で ある.がん死亡でも大腸癌は2位,胃癌は3位であり, この2つの消化管癌はわが国における癌治療対象の中 心にあることは間違いない.一方で,食道癌は12位 にとどまり,罹患数は胃癌の約2割程度である.食道 胃接合部癌はその名前の通りに食道と胃の境界線に位 置する腫瘍であるが,わが国では西分類の“食道胃接 合部の上下2 cm以内に癌腫の中心があるもの”が用 いられており,腫瘍の組織型にかかわらず定義を満た せば食道胃接合部癌に分類される.したがって,腹部 食道の扁平上皮癌,Barrett食道を背景とした腺癌, 噴門腺由来の腺癌,あるいは胃粘膜の高度萎縮を背景 とした噴門直下の胃癌などが含まれる多彩な集団であ ることがわかる.組織型,発生母地を含めてheterogenous であり,疫学を考えるうえでは“食道胃接合部 癌”としてまとめて考えるよりも,扁平上皮癌と腺癌 とを分けて考えたほうがわかりやすいように思われる.

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