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2.血小板輸血後に検出した抗E

机译:2.血小板輸血後に検出した抗E

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摘要

【はじめに】血小板製剤中に含まれる赤血球量は僅かであり,血小板輸血のみで不規則抗体を産生するのは稀である.今回,血小板輸血後に抗Eが検出されたので報告する.【症例】70歳代女性.A型.CcDee,妊娠歴あり.化膿性脊椎炎に対する手術目的で入院.入院初日から3日間で血小板製剤計40単位を輸血した.初日の不規則抗体スクリーニングは陰性だったが,入院41日目,再度不規則抗体スクリーニングを実施したところ,陽転化した.この間,赤血球輸血は実施されていない.【結果】試験管法で同定検査を実施した.生食法で自己対照を含むすべてのパネル血球で陽性となったため,反応増強剤無添加間接抗グロブリン試験(IAT)を実施したが陰性だった.結果PEG-IATを実施し,抗Eを同定した.血小板製剤ドナーの血液型は,40単位中20単位がE抗原陽性だった.後日,血漿を0.01MDTTで処理し,カラム凝集法で再検したところ,陰性化した.【考察】DTT処理で陰性化したことから抗EはIgM型の可能性が示唆された.また,IATで検出できず,PEG-IATとLISS-IATで検出可能となったのは,反応増強剤により,IgM型抗体が持ち越されたためと考えた.患者は妊娠歴があることから,検出された抗Eは二次免疫応答により再活性化した可能性も考えられ,今回の血小板輸血が契機となり新たに産生されたかは不明である.

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