金山デッキ

摘要

金山デッキは茅野盆地の中八ケ岳から霧ケ峰などの雄大な風景を存分に楽しむことができる計画とした.冬季の最低気温は-23℃の厳寒の地で，夏季には34℃にもなる盆地型気候である.このような厳しい風土の敷地に西風を避け，南東の午前中の太陽を最大限取り込み，ダイレクトゲインの蓄熱を床に入れることを計画した.冬至朝8時の太陽光を軸とし，各室奥まで太陽熱が注がれ，何ちせずに朝の暖かさを享受できる幸せや.一日の始まりを自然の静けさ,明るさ，暖かさの中で実感することができる居間を持ち，八ケ岳?霧ケ峰連邦を楽しめる外のデッキを持つた家とした.