首页> 外文期刊>日本輸血細胞治療学会誌 >P-12 当院における輸血後感染症検査実施に関する方向性の検討
【24h】

P-12 当院における輸血後感染症検査実施に関する方向性の検討

机译:P-12 当院における輸血後感染症検査実施に関する方向性の検討

获取原文
获取原文并翻译 | 示例
       

摘要

令和2年7月に日本輸血細胞治療学会より「輸血後感染症検査実施症例の選択について」 の見解が示された.本見解以前は,当院においても輸血後感染症検査実施率の増加を目指し啓発活動 を行い,その効果について第64回日本輸血細胞治療学会において報告を行った.今後の当院の方向性 を検討するため,その後の当院における輸血後感染症検査の実施状況について調査した.【期間?対象】2015年~2019年に当院で輸血を実施した患者全数を対象とし,輸血後感染症検査の実 施率を調査した.また,全30診療科を対象に,1.輸血後感染症検査についての各科の方針,および 2r今後検査を実施するにあたり不安な点,についてアンケート調査を行った.【結果:及び考察】調査期間における輸血後感染症検査実施率は約28で,全体の検査率は25~30程 度で推移した.これは,それ以前の期間における実施率と概ね等しく,当院においてある程度検査の 実施が根付いていたものと考えられた.実施率の高い診療科は,小児科(66),婦人科(48),産 科(47)で,低い診療科は救急科(4),血液内科(10),消化器内科(15)であった.また, アンケートの結果(回収率67)では,今後も全例で実施(20),必要患者のみ検査希望(17), 原則として検査は実施せず(30)という回答であった.小児科や産婦人科など一部の診療科では輸 血患者全例で検査実施希望であり,実施率の高い診療科と実施希望診療科は概ねー致した事から,診 療科特性や患者背景,予後などが反映された結果であると考えられる.また今後については,患者の 選択,患者への説明などについての不安が多くみられた.【今後の方向性】以上の結果および日本輸血細胞治療学会の見解を合わせ,今後当院では「医師が特に 必要と判斷した場合を除き,輸血後感染症検査を実施しない」方針とし,診療科の特性に加え患者の 考えも考慮し個別に対応していくこととした.

著录项

获取原文

客服邮箱:kefu@zhangqiaokeyan.com

京公网安备:11010802029741号 ICP备案号:京ICP备15016152号-6 六维联合信息科技 (北京) 有限公司©版权所有
  • 客服微信

  • 服务号