校正の取り組みと今後の展開

摘要

株式会社佐藤計器製作所は1958年に東京都豊島区 の地で、計測器メーカーより製造委託を受け、測温抵 抗体や機械式の調節計·記録計等の製造を行う会社と して創業した。今年の9月で創業63年を迎える。創業 当時は温度制御を手動で行う時代であり、高度成長期 の自動制御化の流れと共に、当社は自動制御盤の製造 を始め、計測器の製造から自動制御盤の製造とメンテ ナンスを行う会社へと移行していく事となった。その 後メンテナンス事業の一環として温度計等の精度確認 を1990年頃まで実施し現在の「計測器校正」の元とな る「計測器の検査·点検」を行って来た。現在は、「計 測と制御」を中核技術として掲げ、「自動制御」·「計測 器校正」·「計測器と盤製造」を行う会社である。今回 当社が温度（接触式温度計）の登録区分でJCSS認定 事業者として登録されたため、その概要を紹介する。