2050年の脱炭素社会に向け,家庭部門におけるCO_2排出量の削減が重要視されるなか,住宅そのものの省エネルギー化が必要不可欠となっている.長谷工グループでは,集合住宅の省エネルギー化の実現が,脱炭素社会の実現に向けて大きく貢献できる分野であると認識し,ZEH-M(Net Zero Energy House Mansion)の普及に取り組んでいる.2020年度は,長谷工コーポレーションの設計·施工物件において,「ZEH-M Oriented」のカテゴリーで2物件が「高層ZEH-M支援事業」に,1物件が「超高層ZEH-M実証事業」に採択された.ZEH-M事業の取り組み件数は,これまでの累計で7件となつすこ.ZEH-M Orientedに向けた当社の取り組みは,地球温暖化対策の課題解決に向け,2017年に経産省資源工ネルギー庁が主体となって発足された「集合住宅におけるZEHロードマップ検討委員会」にゼネコンとして参画したことに始まる.それ以降,ZEH-M Orientedの実現に向けてしKつかの技術開発を行ってきた.昨年12月には.長谷工グループの気候変動対応方針「HASEK0 ZER0-Emission」を制定.さらに今年4月には,自社およびグループ会社が開発主体となる2022年度以降設計着手するすべての分譲マンション,保有賃貸マンションはZEH-M Orientedの基準を満足させることとした.今後も,マンションのトツプメーカーとして,当社を含むサプライチェーン全体のCO_2排出量削減にも寄与したい.
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