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1-3.母親由来の抗D,抗Сにより児の血液型判定に苦慮した丄症例

机译:1-3.母親由来の抗D,抗Сにより児の血液型判定に苦慮した丄症例

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摘要

【はじめに】母親が不規則抗体を保有する症例では,経胎盤的に抗体が児へ移行しその移行抗体が児の血液型検査に影響を及ぼすことは少なくない.今回我々は,母親由来の抗D,抗Сにより,児の血液型判定に苦慮した症例を経験したので報告する.【症例】生後1日の男児.母親は,AB型RhD陰性で抗。,抗C陽性.出生時の体重3148g,Apgar score 8/9.出生時の総ビリルビン値(以下TB)は,4.3mg/dl,生後14hで9.9mg/dlと上昇を認め光線療法が開始された.治療開始5h後のTB値が10.2mg/dlまで上昇し,溶血性黄疸が疑われたため当院紹介となった.【当院検査結果】ABO,RhD血液型:カラム凝集法で抗A(0),抗B(4+),抗D(MF),Ctrl(MF)となり判定保留.試験管法での再検査は,ABO血液型B型で抗D(0),Rh-Ctrl(2+)となりRhD判定保留.不規則抗体検査:検体少量であることや事前の母親情報から検査に用いる赤血球試薬を厳選して同定検査を実施し,抗D,抗Cを検出.直接抗グロブリン試験:多特異(2+),抗IgG(2+),抗C3b,C3d(0),対照(0)のため抗体解離試験を行い,解離液から抗D,抗Cを検出.また,抗体解離赤血球における血液型は,ABO血液型B型,抗D(0),Rh-Ctrl(0)でD陰性確認試験を実施し,生理食塩液法は陰性,間接抗グロブリン試験は陽性.その他のRh血液型はCcEe(R1R2),抗D被凝集価は1:256(対照1:2048)であった.以上より,В型WeakD,母親由来の移行抗体あり(抗D,抗C)と判定した.【まとめ】今回,母親由来の抗D,抗Cにより児の血液型判定に苦慮した症例を経験した.事前に母子に関する検査情報が入手できたため,限られた検体量での検査が可能であり,検査の選択?患者情報収集の重要性が確認できた症例であった.

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