P0系フィルムの散乱光特性の最近の勖向と利用の考え方

摘要

10年ほど前からハウス用のフィルムとして、散乱光を特徴とするフィルムが使用され 始めた。散乱光フィルムに似たフィルムとし て、従来から梨地フィルムが水稲育苗などで 使用されている力、梨地フィルムは光線量を 下げる特徴もあり、限られた用途で利用され ている。散乱光フィルムは梨地フィルムと異 なり光線透過量を維持したまま、光を散乱さ せる効果を狙ったフィルムとして、これまで 透明のフィルムを使用していた作物にも普及 するようになった。