ミルクが2022年度の需給見通しを公表 国家貿易輸入枠数量はカレン卜アクセス枠内

摘要

一般社団法人Jミルクは1月28日、『2022年度の生乳 および牛乳乳製品の需給見通しと課題について』を公 表した。2021年度の生乳生産は、生産基盤強化の効果 や夏期の冷涼な気候等により、全国の生乳生産量は前 年比で102.9の増産となる見込みとなっている。地域 別には、北海道において103.7、都府県においても 102.0と増産なっている。約1年前に公表された2021 年度当初の見通しからの差は、全国では+14万6000 t、 北海道+ 6万6000 t、都府県+ 8万1000 tで、北海道, 都府県ともに当初見込みを上回る見込みとなっている。2022年度の生乳生産の見通しは、全国において前年 度比100.8、北海道で同102.0、都府県で同99.2と、 全国では4年、北海道は6年連続の増産となる一方、都 府県は今年度増産した後での若干の減産となる。