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微化石から読み解く海洋環境——週去·現在,そして未来

机译:微化石から読み解く海洋環境——週去·現在,そして未来

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摘要

「微化石」は,地質時代や将来の海の環境を考える上で,大切なヒントのーつです。「化石」という言葉からは,恐竜の化石を想像する方も多いと思いますが「微化石」というのは主に,顕微鏡で観察できる程度の大きさの殻をもつプランクトンなどの化石のことです(海底に生息するなど,プランクトン(浮遊生物)ではないものも一部含まれます)。殻をもっているため,その殻が化石として残るのです。さらに,その殻の化学組成を調べると生息していた年代や当時の環境の情報を得ることができます。恐竜の化石はなかなか見つけることができませんが,海のプランクトンは,海であれば熟帯から極域まで,どこにでも生息しています。そのため,昔の海の堆積物が,握りこぶしーつ分くらいあれば,その中に何千,何万個という微化石を見つけることができます(図1)。そこで,海底を掘ってコアを採り,10cmごとに微化石を調べれば,例えば,5000万年前の水温が5万年ごとにどう変動していたかがわかるのです!このように微化石や他の地球化学的手法(代表的なものとしてアルケノン古水温計があります)で,昔の環境を調べることにより,白亜紀やPETM(詳しくは後述)などではニ酸化炭素濃度がとても高かったこと,これから私たちが向かう将来の海洋環境と似ている点や違う点などがわかってきました。

著录项

  • 来源
    《科学》 |2022年第10期|910-914|共5页
  • 作者

    黒柳あずみ;

  • 作者单位

    東北大学学術資源研究公開センター総合学術博物館(古海洋学·微化石);

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类
  • 关键词

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