中国名医解説（5)

摘要

111朱肱(しゅこう)〔ーー世紀後半?ー二世紀前半〕 北宋代後期の官僚?医学者。帰安(浙江省呉興県)の 人。字は翼中、号は無求子?大隠翁。父は朱臨(光禄寺 丞、春秋学者)、兄は朱服(熙寧の進士。御史?礼部侍郎?知 盧州を歴任)。元祐三年(一0八八)の進士。建中靖国元年 (ーー0ー)雄州防禦推官に至ったが、事あって辞し、次 いで奉議郎?医学博士を授かり、世に朱奉議と称せられ た。政和元年(ーーー ー)達州に貶せられ、翌年提挙洞霄 宮となり、杭州の西湖に寓居。官は朝奉郎直秘閣に至っ た。著書に『傷寒活人書』『酒経』『内外二景図』などがあ る。