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海馬神経回路の制御基盤としての糖鎖の役割

机译:海馬神経回路の制御基盤としての糖鎖の役割

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摘要

この度は日本解剖学会奨励賞を賜り,大変光栄に存じます.九州大学医学研究院神経解剖学神野尚三先生をはじめ,これまでご指導いただきました先生方,日本解剖学会の諸先生方に厚くお礼申し上げます.私は,九州大学薬学部総合薬学科4年次における研究室配属にて,九州大学歯学研究院中西博先生(現:安田女子大学薬学部)のもとで研究する機会を得ました.中西先生は九州大学薬学部のご出身ということもあり,薬学部生の研究室配属を受け入れており,私も快く受け入れていただきました.修士課程に進学してからも,引き続き中西先生が指導教員という形で研究を見てくださいました.このいきさっから修士課程修了後は歯学研究院の博士課程に進学し,学位を取得するまで中西先生からご指導いただきました.研究面では,ミクログリアと神経伝達に関する研究を精力的に進められており,電気生理学的手法を軸としてミクログリアーニューロン相互作用の機能的な解析を行っていました.この研究を進める中で,ミクログリアの三次元的な形態解析やミクログリアとシナプスの微細形態解析が必要となりました.中西先生は学部や教室の枠にとらわれずに,積極的に新しい技術を習得することを推奨しており,九州大学医学研究院神経形態学(小坂俊夫教授)におられた神野尚三先生を紹介していただき,勉強してくるようにと後押しをしてくれました.神野先生もまた,グリア研究を開始されていた時期だったこともあり,ご自身が持っていた研究ツール?リソースの多くを快く提供してくださり,共同研究がスタートしました.この際に行った一連の研究は,数編の論文(Yamada et al., Glia, 2008; Yamada et al., Neuroscience, 2011; Yamada Jinno, J Comp Neurol, 2013)として報告することができ,博士課程を早期修了することができました.また幸運にも,大学院修了時の2010年には,医学研究院神経形態学教室において助教として採用していただき,以後現在に至るまで神野先 生の下で研究?教育に携わってきました.

著录项

  • 来源
    《解剖学雑誌》 |2022年第2期|76-76|共1页
  • 作者

    山田純;

  • 作者单位

    九州大学大学院医学研究院神経解剖学;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 生物形态学;
  • 关键词

  • 入库时间 2024-01-25 19:09:58
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