ロホットづくりの話あれこれ: 第138回 高専ロボコンの地区大会まで残り2か月

摘要

今年は，新型コロナ感染症対策のために，異例のスケジュールとなっています．科目によって進み方がまちまちで，中間試験も期末試験も五月雨式のため，課外活動に集中できません．中間試験期間が終わったと思ったら，すぐに期末試験期間になってしまったという感覚でしょう．さらに，遠隔授業の影響で課題も多く，自由に使える時間が確保できません．それでも，7月までは，天候が味方してくれたようで，暑い日がほとんどなく，逆に学校が授業終了後に設定した，全学生対象の講習会の日に大雨警報が発令されて，講習会が中止になり，自由な時間が確保できたという事例もありました．この大雨ですが，確かに，「注意報」と異なり，「警報」が発令されますと，公の機関はその対応をしなければならず，学校も同様です．しかしながら，このときの気象状況を見ますと，大雨は，前線を伴った発達した低気圧が通過した際の一時的なものであり，授業終了時には，いわきはすでにこれらの西側の領域に入るようでしたから，雨どころかほどなく晴れるだろうと予想される状況で，実際に予定されていた講習会の時間には晴れていました．前日までの降水の累積も，それほど多くなかったこともあり，実質的には，学校での全活動中止·即帰宅指示の必要はなかったと考えられます．しかし，決まりに従うという意味では，「学校の判断が正しい」となるのでしよう．