東京大学建築構成材デザイン工学(AGC旭硝子)寄付講座完結展 森に棲む月に棲む建築構造デザィン

摘要

AGC旭硝子の寄付と松村秀一氏の尽力によって， 2010年から12年間にわたり東京大学大学院工学系 研究科建築学専攻に設立された講座の完結展.23 の研究テーマを6章立てで展示する(会場構成：佐藤淳 氏).本講座は，建築であまり採用されてこなかった 素材や，使い方が限定されていたガラスなどの素材 の新しい可能性を研究^評価することで，素材の組 み合わせや効果を明らかにし，新しいデザイン手法 を身につけた人材育成に寄与することを目的に設立 された.建築計画(西出和彦氏)，材料(野口貴文氏.福 山智子氏)，構造(佐藤浮氏.三木優彰氏)，構法(金容善氏)， 意匠~環境(谷ロ景一郎氏)の指導陣が在籍した.初 年度より特任准教授として招致された佐藤淳氏が. 研究テーマ設定など講座の運営を担った.