首页> 外文期刊>薬事月刊 >統合失調症に対する抗精神病薬治療の効果と安全性-日本におけるランダム化比較試験のシステマティツクレビューとネットワークメタアナリシス
【24h】

統合失調症に対する抗精神病薬治療の効果と安全性-日本におけるランダム化比較試験のシステマティツクレビューとネットワークメタアナリシス

机译:統合失調症に対する抗精神病薬治療の効果と安全性-日本におけるランダム化比較試験のシステマティツクレビューとネットワークメタアナリシス

获取原文
获取原文并翻译 | 示例
           

摘要

目的と方法統合失調症の長期的な予後を良好にするためには,早 期からの介入が不可欠である。しかし,統合失調症の発 症初期の段階において,ドパミンD_2受容体(D_2R)部 分作動薬とD_2R拮抗薬のどちらを選択するのがベスト なのか,科学的な文献に基づいた指針は限られている。 本研究の目的はD_2R部分作動薬とD_2R拮抗薬の有効性 と忍容性を直接比較することであり,初回エピソード精 神病,統合失調症,または関連する精神病性障害と診断 され,罹患期間が5年以下の被験者を対象としたランダ ム化比較試験(RCT)を用いてシステマティックレ ビューとメタアナリシスを行った。結果メタアナリシスによって2,494人の患者を対象とした 14報のRCTが解析に含まれた。アリピプラゾールは, 解析に組み込まれたなかでは唯一のD_2R部分作動薬で あるが,全般的な症状の改善およびあらゆる原因による 中止について,統合されたD_2R拮抗薬との間に統計学的 有意差は認められなかった。しかし,アリピプラゾール は統合されたD_2R拮抗薬と比較して,抑うつ症状,血清 プロラクチン値,血清トリグリセリド値においては良好 な結果を示した。具体的には,アリピプラゾールは血清 トリグリセリド値ではパリペリドンと比較して良好な結 果であり,体重増加ではリスペリドンおよびオランザピンと比較して良好な結果であったが,ziprasidoneと比 較すると劣る結果であった。また,アリピプラゾール は,第二世代のD_2R捂抗薬(特にオランザピン,クエチ アピン)と比較してアカシジアの発現において劣る結果 であり,リスペリドンと比較して効果不十分による中止 において劣る結果となった。最後に,アリピプラゾール はハロペリドールと比較するとさまざまな有効性と忍容 性のアウトカムにおいて良好な結果を示した。結論アリピプラゾールの有効性は,統合失調症の発症早期 の段階において,D_2R拮抗薬と比較して大きな違いはな い。一方で,忍容性のプロファイルの違いが指摘された。 発症早期の統合失調症において,アリピプラゾールおよ び他のD_2R部分作動薬の有効性と忍容性をD_2R拮抗薬と 比較するためのより多くの二重盲検RCTが必要である。

著录项

  • 来源
    《薬事月刊》 |2021年第11期|162-163|共2页
  • 作者

    桑原秀徳;

  • 作者单位

    瀬野川病院薬剤課;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 药学;
  • 关键词

获取原文

客服邮箱:kefu@zhangqiaokeyan.com

京公网安备:11010802029741号 ICP备案号:京ICP备15016152号-6 六维联合信息科技 (北京) 有限公司©版权所有
  • 客服微信

  • 服务号