ウェアラブル· E-スマートテキスタイルの開発史から読み解く今後の開発課題第三部ウェアラブル· E-スマートテキスタイル(WEST)の年代記

摘要

以上、ウェアラブルE-スマートテキスタイルの発展の歴史を年代記的に、さらに海外における当分野の最近の研究開発体制について筆者の知るところを紹介し、日本のWEST：ウェアラブルE—スマートテキスタイルが、世界的に見て、相当に後れを取っているという現状と、その遅れを挽回するために必要な開発課題について私見を述べさせていただいた。文中の失礼な書きぶりについては、平に御容赦をいただきたい。また、分かりやすさを優先するために、本論文中での技術紹介に複数の他社商標名を使用させていただいているが、商標権は各商標権者に帰属するものであり、この点についても重ねてご了解をいただきたい。