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神奈川県立図書館 本館

机译:神奈川県立図書館 本館

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摘要

神奈川県立図書館の新しい本館は,2018年に行わ れたプロポーザルにおいて旧本館である前川國男 館(2026年度改修完了予定),収蔵館(2025年度改修完 了予定)と連携し,「価値を創造する図書館」として, 旧本館が担ってきた都道府県立図書館が担う専門 性や広域性に加え,本を介して人が交流し,学びを 支援する機能が求められた. 前川國男氏の代表作である前川國男館は1954年 に開館し,現在に至るまで隣接する県立音楽堂· 青少年センターと共に多くの来訪者に愛されてきた. 歴史が紡いできたこの紅葉ヶ丘地区の継続的な発 展に寄与できるように既存の前川健築との連続性を 意識して設計にあたった. 紅葉坂に面したロケーショ ンを活かし,紅葉坂を通る人が図書館での活動の 様子を見ることができ,通りがかった人がふらっと 気軽に入ることができる開かれた図書館となるよう に考えた. 一方で,通りに開かれたファサードと蔵 書に直射日光があたらないようにしなければならず, この相反する条件を同時に実現する方法を模索した. 紅葉坂,青少年センター側の通りに面したL型のス ペースには来館者が思い思いに過ごすことができる 多様な閲覧スペース,ラウンジ,リフレッシュスぺー ス,オープンテラス,ギャラリー,カフェを配する 計画とし,プレキャストコンクリート柱とスチール枠 ガラススクリーンによるシンプルで透明感のある ファサードとし,建物内の様子が見え来館者が入り やすい構えとなっている. 紅葉坂側に面した閱覧ス ペースには,直射日光を遮りながら自然光を採りこ むことができるように厚みの異なる2枚の有孔木パ ネルをずらしながら重ねて設置した. 有孔木パネル の穿たれた孔の縦横比は前川國男館のホローブリツ クと同じ比率としている. そのパネルとプレキャスト コンクリート梁から吊られた格子状のスチールパネ ルを組み合わせて窓面書架とした. 下部を600mm 空けることで,浮遊感と開放感を持たせている. こ れにより,柔らかい自然光が入りながら本に囲まれ た落ち着いた閱覧スペースが実現された. 夜にな ると,窓面書架に配架された本のシルエツトが浮か び上がり図書館であることが再認識される.

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