拡大するデータセンター需要に対応大容量無停電電源装置

摘要

富士電機は6月，大容量無停電電源装置（UPS）「7500WXシリーズ」を発売した。大手クラウドプロバイダーによるハイパースケールデータセンターを視野に，業界最小クラスの設置面積，業界最高クラスの電力変換効率を実現する。データセンターの世界市場は拡大を続けており，特に規模の大きなハイパースケールデータセンターの建設も増加。ハイパースケールデータセンターでは，2万kVA以上の大容量電源が不可欠となっており，UPSも大型·大容量化している。一方，事業者からはサーバー設置スペースの拡大，電力消費量の抑制が求められ，UPSに対しては小型·省エネ化のニーズが高まっている。