G7札幌気候エネルギー環境大臣会合開く2040年までにプラスチック追加汚染ゼロへ

摘要

G7札幌気候?エネルギー?環境大臣会合が，4月15?16日に札幌巿の札幌プリンスホテルで開催され，G7のほか，インド,インドネシア，アラブ首長国連邦や国際機関などが参加した。最終日となった16日にとりまとめられたコミュニケでは，気候変動，生物多様性の損失，汚染という3つの世界的な危機とエネルギー危機に対し，深い懸念を表明，全ての主体の行動を推進し，あらゆる部門の行動変容を進めていくほか，環境上適正で効率的な国内·国際の重要鉱物の回収リサイクルを推進するとした。さらに，循環経済?資源効率性に関する企業の行動指針を示す『循環経済及び資源効率性の原則(CEREP)』を採択，廃棄物分野の脱炭素化の強化を図ることで合意した。また，2040年までに追加的なプラスチック汚染をゼロにすることについても合意している。